特定非営利活動法人フードバンク福岡 ◇ごあいさつ◇ | 特定非営利活動法人フードバンク福岡
◇ごあいさつ◇
世界規模で、⾷品ロスが⼤きな社会問題となっています。
日本でも、食料の6割以上を海外に依存している状態にありながら、年間に生産される米と同じくらいの量の食品が捨てられています。
その一方で世界では8億人の人が飢餓に苦しみ、1日に1万9千人の子どもたちが飢餓で死んでいます。
日本では、6人に1人の子供が貧困と言われ、ひとり親家庭の子どもは、半分以上が貧困で苦しんでいます。福岡県においては、子供の貧困率は23%に上り、子育て世帯の貧困率は19.9%と全国で4番目に高い数字となっています。
もともと日本は、「もったいない」発祥の国として、ものを大切にする文化がありました。しかし今の世の中はどうでしょうか。食品企業で、スーパーで、家庭で、いろんなところで大量の食べ物が当たり前のように捨てられています。
このようなもったいないをなくしたい。この食品があればどれだけ多くの人を助けることができるのか。この矛盾した社会を何とかしたいとの想いから、フードバンク福岡は設立されました(平成28年4月代表永野英男)。
フードバンク福岡では、単に食べ物を提供するだけでなく、もったいないという心を育て、食べ物を通じて人と人が繋がり、お互いを助け合い、分かち合う心を育み、心の通った温かい社会を作ることを目的としています。
福岡が食べ物と人を大切にする、心の豊かな街になるように、皆さんと一緒に活動していきたいと思います。
特定非営利活動法人フードバンク福岡 理事長 雪田千春
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